2019年7月、デミオがマイナーチェンジと共に、グローバルネーム「マツダ2」に生まれ変わりました。
1990年代半ばからマツダを代表するコンパクトカーとして、その実用性の高さで広く支持されてきたデミオ。そのデミオの使い勝手をそのままに、外観はフロントグリルやヘッドランプなどがグローバルデザインに一新され、乗り心地や静粛性がかなり向上しました。
特にディーゼルは、Bセグメントではトップクラスの性能を誇っており、日本を代表するコンパクトカーになったと言っても過言ではありません。
マツダ2の新車値引き額はどれくらい?
現在の値引き相場としては、目標を20~25万円に置きましょう。
車名がマツダ2に変更された当初はかなり渋かったようですが、最近ではかなり値引きが期待できる状況になっています。つけるディーラーオプションの平均額がおよそ18万円前後だそうで、それも含めると20~25万円の値引きを引き出したいところです。
マツダ2の競合車種といえば
マツダ2はコンパクト・ハッチバックです。
競合としては、ホンダフィット、トヨタヤリス、アクア、日産ノートが挙げられるでしょう。特に、ヤリスのハイブリッドはWLTCモードで35.8km/lと抜群の性能を誇っています。マツダ2のクリーンディーゼルは25.2km/lと、やや見劣りするのは否めませんが、低回転で発生する豊かなトルクはディーゼルエンジンならでは。こうした面では何ら遜色はありません。
各車の特徴をあげて交渉するのが良いでしょう。
経営法人が変わるディーラーでの対決も
ライバル車が心許ない、また特に競合らしい競合がない場合には、違う法人のディーラー同士で競わせるのもあり。
トヨタなら全店で同じ車種を取り扱っているので、トヨタ店とネッツ店での比較、またカローラ店とトヨペット店など、同じ車種を違うディーラーで競合比較するのです。
また他のメーカーであれば、東京と埼玉など、隣県のディーラーで競合させたりするのも1つの有効な手段。違う法人同士での競合も、戦略として覚えておくといいでしょう。
そして値引きをうまく引き出すには、とにかく難しいことは考えなくて大丈夫。以下のポイントを注意して交渉するようにしましょう。
自分から値引き金額を言わない
せっかく情報収集した値引き金額を、あっさり営業マンに言ってしまう人がいます。面倒な交渉をしたくないというお気持ちはわかるのですが、ちょっとそこは慎重に考えたいところです。
だいたいどんな車種でも、平均的な値引きの金額は、新車価格から10~15%前後と言われていて、300万円のクルマであれば、30万円から40万円が一般的な値引き額です。
そして、その希望した値引き額が「難しい金額」なら、一瞬で嫌悪感を持たれてしまいますし、その逆に「値引きできる金額」であれば、本来もっとあったはずの値引きが少なくなって、大損してしまうことにもなりかねません。
営業マンは値段交渉よりもしっかりとした商品説明をしたいので、面倒かもしれませんが、じっくりと商品説明を聞いてあげた後に値段交渉に入るようにしましょう。
同一クラスの車種と比較
例として、ホンダのフィットならトヨタでいえばヤリス。日産のセレナであればトヨタのノアやヴォクシーのように、必ずどのメーカーも同一クラスの車種が存在します。
「向こうのクルマもいいけど、こっちのクルマもいいね。自分はどっちでもいいんだけどなぁ…」
などということで、最後は
値引きで戦うしかなくなってしまう
ように仕向けていくのです。事実、営業マンはこうした話のやり取りのシミュレーションを勉強させられます。役者になって、うまくそこを突くようにすると、値引き額はグッとアップするのは間違いありません。
架空の人物の存在を匂わす
自分に決定権がないように演じるのも有効な手。
あと一歩の値引きを引き出すために、若い方や女性の方であれば親御さん、男性であれば奥様の存在を匂わせてみましょう。
「私はこの値段でもいいのですが、父(妻など)がもう少しなんとかならんかと言っています」
と、ヒトコト入れるだけで、最後のひと押しに役立ちますね。
下取りでチョロまかされるな
値引きをマックスまで引き上げることができたのなら、最後は下取り車両の値上げ交渉。
” 値引きと下取り合算でこれだけ… ”
の甘い言葉には騙されてはいけません。
- 値引き額は値引き額として
- 下取り額は下取り額として
きちんと算出してもらうことが大切です。
その上で提示された下取り額を、ディーラーだけでなく、他の買取店などと比較するようにしましょう。
せっかく頑張って値引き交渉しても、下取りをポイッとディーラーへ投げてしまうのはかなりの愚行です。
こんなデータがあります。
車種名 | ディーラー価格 | 買取店価格 |
---|---|---|
フィット |
67万円 | 102万円 |
アルファード |
245万円 | 290万円 |
プリウス |
75万円 | 95万円 |
ハイエース |
140万円 | 180万円 |
オデッセイ |
70万円 | 82万円 |
ディーラーと買取店の査定額の差。
たいていの車種において、買取店の査定額が上回っているのがわかります。
それは、未だに減価償却方式で査定しているディーラーと、市場の需要によって査定額を決めている買取店の金額の違い。もちろん、稀にディーラーの方がいい値段をつけることもありますが、
事前に愛車の価格を調べておくと強い
ですよね。なので、まずはこちらで下取りするお車の価格を調べておくと良いでしょう。
もちろん「納得しなければ売る必要はない」ので、事前準備のつもりで入力してみましょう。
お客様の愛車の概算価格は…
780,000~880,000
こうしてわかるとかなり便利ですよね? この価格を見てからディーラーに下取金額のアップを迫る。するとディーラーも頑張らざるを得ませんよね。
結果的にこうなると嬉しくないですか?
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マツダ2の人気グレードは?
ガソリン車では15S PROACTIVE、ディーゼル車であればXD PROACTIVEが人気です。
いずれのグレードも、アドバンストキーレスエントリーやフルオートアエコン、UVカットガラス(フロントドア)、IRカットガラス(フロント、フロントドア)、ダークティンテッドガラス(リアドア、リアゲート)が標準で装備されています。さらにリアシートの6:4分割可倒も標準装備です。
さらにフロントシートにはヒートシーターが。また、安全走行機能も充実しています。
通標識認識システム、フロントガラスへの情報投影されるアクティブ・ドライビング・システムを標準装備。しっかり走るだけでなく、安全装備もぬかりないといったところでしょうか。
快適性、実用性を兼ね備えた非常に優れたグレードだと言えるでしょう。
マツダ2の人気の色ってどの色?
ズバリ人気のあるカラーはソウルレッドプレミアムメタリック。4代目デミオからのイメージカラーであり、幅広い層から支持を集めています。
次に人気があるのはブラック。意外と女性からの人気も高いようです。非常に引き締まった精悍なイメージが好評といえますね。
マツダ2には10色のカラーが用意されていて、好みに合わせて選ぶことができます。ただ、特にこだわりがない場合には、白黒系が無難だと言えるでしょう。
現在の納期はどれくらい?
現在の納期は1~2ヶ月ほど。
注文書にサインして契約が完了してから手もとに届くまで、それくらいの期間をみておく必要があります。
下取り車があるようであれば、その間は気をつけて乗らないと、傷が増えたり走行距離が増えると減額されてしまうことになりますね。
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リセールはどれくらい期待ができる?
相場はその時々の状況によりけりなので、あくまで具体的な金額の明言は避けますが、マツダ2は5年乗って39%ぐらいの価値はあると思われます。
もちろん、相場というものはその時々の状況によって変わります。また車の程度によっても変動するため確定するものではありませんが、人気のグレードや装備があればなおさら高値となり、購入しても間違いのない車であると言えるでしょう。
マツダ2のカタログ燃費と実燃費の差
マツダが好評しているデータによると、ガソリン車の燃費は2WDで19.0~19.8km/l、4WDは17.2km/lとなっています。ディーゼル車は、2WDで21.6~25.2km/l、4WDで19.2~19.4km/lです。すべてWLTCモード燃費です。
WLTCモード燃費は、実走行に近いといわれtています。マツダ2の場合、ガソリン車2WDの実燃費は15km/l前後とやや差があります。しかし、ディーゼルの2WDは20~23km/lと、割とWLTCに近い数字が出ているようです。
4WD車はガソリン、ディーゼルともにWLTCの8~9割程度の数値となっています。
マツダ2の競合ライバル車種は
マツダ2の値引き交渉における競合車種はこちら。参考にしてください。
フィット e:HEV
ホンダのコンパクトカーの代名詞といえるフィットは2020年のフルモデルチェンジで4代目となり、大幅な改良が加えられました。
原点回帰のもとフロントデザインはシンプルかつ実用的なものに変わり、フロントピラーを極細にすることで、視界の爽快感を実現しました。もはやフィットではおなじみのセンタータンクレイアウトで同クラスで最大の居住空間を誇り、大人が乗っても窮屈さを感じさせないのも大きな魅力。
また、新開発のハイブリッドシステム、e:HEVは日常の走行のほとんどをモーター走行を中心としたパワフルかつ静かな走りに。走行シーンに合わせて3つのモードを切り替え、高効率な走りを実現しました。
ノート e-POWER
2020年にフルモデルチェンジを果たした4代目ノートは、パワートレインを第2世代e-POWERのみに絞り、更なる進化を遂げました。
新設計プラットフォームの採用や、先進的なデザインによるエクステリアの変更など、コンパクト市場に新たに挑戦する日産の意気込みが感じられ、新生ロゴを装着して発売される国内最初のモデルとなります。
アクア
アクアは2011年に登場し、以来コンパクトなエコカーを代表する車として幅広い年代層から支持されています。ハイブリッドカーとしてはリーズナブルな価格であり、優れた燃費性能を誇ります。
すでに2度マイナーチェンジされており、2021年秋にはフルモデルチェンジが予定されています。しかし今でも多くのアクアが街を走っていて、まさに5ナンバーハイブリッドの代表車種といったところでしょう。
※文中の画像引用はMAZDAウェブカタログより行いました