マツダのロードスターは2シーターのオープンカー。国内で現行モデルとして買える、数少ないオープンカーといえます。
現行モデルは2015年にND系として、4代目となりました。初代NA型から現在まで30年もの歴史を刻んでおり、根強いファンがいるのが特徴です。
運転する楽しさが味わえる車種で、ドライブ好きや車好きな層からかなりの人気を得ています。
ロードスターの新車値引き額はどれくらい?
値引きは車両本体から20万円、オプションから10万円の合計30万円が目標値です。
ですがこれはオプションをたくさんつけないとちょっとむずかしい…。セーフティパッケージやBOSEサウンドシステム、RAYSの鍛造アルミホイールなどをつけて頑張りたいところと言えます。
ロードスターの競合車種といえば
同じスポーツカーで価格帯が似ているトヨタの86や、同じオープンカーのダイハツコペン。外車では兄弟車に当たる、アバルト124スパイダーなどが挙げられます。
ただし、さすがにコペンと迷っていると言ってもなかなか相手にされない部分があるので、車格で86やスバルのBRZなどと比較しないと乗ってきてくれません。競合車は数少ないので慎重に選びましょう。またディーラーを複数回って同士競合させるものありです。
経営法人が変わるディーラーでの対決も
ライバル車が心許ない、また特に競合らしい競合がない場合には、違う法人のディーラー同士で競わせるのもあり。
トヨタなら全店で同じ車種を取り扱っているので、トヨタ店とネッツ店での比較、またカローラ店とトヨペット店など、同じ車種を違うディーラーで競合比較するのです。
また他のメーカーであれば、東京と埼玉など、隣県のディーラーで競合させたりするのも1つの有効な手段。違う法人同士での競合も、戦略として覚えておくといいでしょう。
そして値引きをうまく引き出すには、とにかく難しいことは考えなくて大丈夫。以下のポイントを注意して交渉するようにしましょう。
自分から値引き金額を言わない
せっかく情報収集した値引き金額を、あっさり営業マンに言ってしまう人がいます。面倒な交渉をしたくないというお気持ちはわかるのですが、ちょっとそこは慎重に考えたいところです。
だいたいどんな車種でも、平均的な値引きの金額は、新車価格から10~15%前後と言われていて、300万円のクルマであれば、30万円から40万円が一般的な値引き額です。
そして、その希望した値引き額が「難しい金額」なら、一瞬で嫌悪感を持たれてしまいますし、その逆に「値引きできる金額」であれば、本来もっとあったはずの値引きが少なくなって、大損してしまうことにもなりかねません。
営業マンは値段交渉よりもしっかりとした商品説明をしたいので、面倒かもしれませんが、じっくりと商品説明を聞いてあげた後に値段交渉に入るようにしましょう。
同一クラスの車種と比較
例として、ホンダのフィットならトヨタでいえばヤリス。日産のセレナであればトヨタのノアやヴォクシーのように、必ずどのメーカーも同一クラスの車種が存在します。
「向こうのクルマもいいけど、こっちのクルマもいいね。自分はどっちでもいいんだけどなぁ…」
などということで、最後は
値引きで戦うしかなくなってしまう
ように仕向けていくのです。事実、営業マンはこうした話のやり取りのシミュレーションを勉強させられます。役者になって、うまくそこを突くようにすると、値引き額はグッとアップするのは間違いありません。
架空の人物の存在を匂わす
自分に決定権がないように演じるのも有効な手。
あと一歩の値引きを引き出すために、若い方や女性の方であれば親御さん、男性であれば奥様の存在を匂わせてみましょう。
「私はこの値段でもいいのですが、父(妻など)がもう少しなんとかならんかと言っています」
と、ヒトコト入れるだけで、最後のひと押しに役立ちますね。
下取りでチョロまかされるな
値引きをマックスまで引き上げることができたのなら、最後は下取り車両の値上げ交渉。
” 値引きと下取り合算でこれだけ… ”
の甘い言葉には騙されてはいけません。
- 値引き額は値引き額として
- 下取り額は下取り額として
きちんと算出してもらうことが大切です。
その上で提示された下取り額を、ディーラーだけでなく、他の買取店などと比較するようにしましょう。
せっかく頑張って値引き交渉しても、下取りをポイッとディーラーへ投げてしまうのはかなりの愚行です。
こんなデータがあります。
車種名 | ディーラー価格 | 買取店価格 |
---|---|---|
フィット |
67万円 | 102万円 |
アルファード |
245万円 | 290万円 |
プリウス |
75万円 | 95万円 |
ハイエース |
140万円 | 180万円 |
オデッセイ |
70万円 | 82万円 |
ディーラーと買取店の査定額の差。
たいていの車種において、買取店の査定額が上回っているのがわかります。
それは、未だに減価償却方式で査定しているディーラーと、市場の需要によって査定額を決めている買取店の金額の違い。もちろん、稀にディーラーの方がいい値段をつけることもありますが、
事前に愛車の価格を調べておくと強い
ですよね。なので、まずはこちらで下取りするお車の価格を調べておくと良いでしょう。
もちろん「納得しなければ売る必要はない」ので、事前準備のつもりで入力してみましょう。
お客様の愛車の概算価格は…
780,000~880,000
こうしてわかるとかなり便利ですよね? この価格を見てからディーラーに下取金額のアップを迫る。するとディーラーも頑張らざるを得ませんよね。
結果的にこうなると嬉しくないですか?
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ロードスターの人気グレードは?
人気グレードは「Sスペシャルパッケージ」です。
快適装備が充実していてフルオートエアコンやキーレス、マツダコネクトに対応したモニターが標準装備され、MT車に関しては、スポーツ走行にはお勧めのトルセン式のLSDが装備されています。
また、マツダ100周年を祝って発売された「Sレザーパッケージ」をベースにした100周年特別記念車も人気を得ています。専用のロゴが入った専用シートやホイール、オーナメントが標準装備されていて特別感が味わえるので参考にしてみてください。
ロードスターの人気の色ってどの色?
人気カラーは赤と白です。
赤はマツダを象徴とする特別塗装色のソウルレッドクリスタルメタリック(46V)、白も特別塗装色のスノーフレイクホワイトパールマイカ(25D)が人気です。
特別塗装色の白が人気のため、同じホワイト系のアークティックホワイト(A4D)や個性的な色のエターナルブルーマイカ(45B)はあまり見かけることはありません。
現在の納期はどれくらい?
現在の納期は1~3ヶ月ほど。
注文書にサインして契約が完了してから手もとに届くまで、それくらいの期間をみておく必要があります。
下取り車があるようであれば、その間は気をつけて乗らないと、傷が増えたり走行距離が増えると減額されてしまうことになりますね。
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リセールはどれくらい期待ができる?
相場はその時々の状況によりけりなので、あくまで具体的な金額の明言は避けますが、ロードスターは5年乗っても52%以上の価値はあると思われます。
もちろん、相場というものはその時々の状況によって変わります。また車の程度によっても変動するため確定するものではありませんが、人気のグレードや装備があればなおさら高値となり、購入しても間違いのない車であると言えるでしょう。
ロードスターのカタログ燃費と実燃費の差
カタログ上では、16.8~17.4km/lです。WLTCモードの結果なので市街地、郊外、高速を走った時も含まれています。
実際のところは、街乗りで15km/l前後で、カタログ値と大きな差は無かったという報告が見られます。ただ、運転の仕方や道路状況によっても変わりますので参考程度にしておくと良いでしょう。
ロードスターの競合ライバル車種は
ロードスターの値引き交渉における競合車種はこちら。参考にしてください。
※文中の画像引用はマツダWEBカタログから行いました