プリウスの値引き額目標!実燃費や人気のグレードや色は?

プリウスは言わずと知れた、トヨタが誇るハイブリッドカー。

1997年「21世紀に間に合いました」というキャッチコピーとともに、世界初となる量産型ハイブリッド乗用車、初代プリウスは誕生しました。28km/lという当時としては桁外れの燃費性能が話題を呼び、エコ意識の高いハリウッドスターなども購入したほどです。

2009年に登場した3代目モデルは翌2010年の年間販売台数が31万台を超える、歴史的なヒットを記録し「プリウス」というブランドを確固たるものにしました。その後2015年にフルモデルチェンジが施され、現行のモデルは4代目にあたります。

4代目プリウスはトヨタの構造改革である「TNGA」を全面的に取り入れて開発されており、プラットフォームの刷新やハイブリッドシステムの改良など大幅な変更が行われました。
その結果、超低燃費を維持しながらも、ハイブリッドとは思えない快適なドライビング性能を実現しています。

前モデルではエンジンとモーターの協調制御がいまひとつで、特に急こう配などではギクシャク感やストレスを感じるケースがありました。しかし現行モデルではそのような場面でも違和感のないスムーズな走行・操縦が可能になっています。

燃費だけではない。まさに「新しいプリウス」と言えるでしょう。

プリウスの新車値引き額はどれくらい?

プリウスの値引きは35万円を目標に。

現在ハイブリッドカーはごく一般的なものになってきたので、値引き交渉じたいは難しくはありません。過去には40万円以上の値引き実例もあるので、うまく交渉を進めれば大きな値引きが期待できるでしょう。

プリウスは以前からトヨタ全店で取り扱っている車両なので、他メーカーと競合させた後はトヨタディーラー同士での競合が有効です。

扱う車は同じでも、会社が違えば当然経営方針なども異なります。特に決算期の3月や、ボーナス商戦の時期には各ディーラーでそれぞれセールやフェアが行われるので、各社の動向をチェックしながら交渉を進めましょう。
そうすることで限界値引きが引き出せます。

プリウスの競合車種といえば

ホンダシャトルハイブリッド、日産ノート、マツダ3のディーゼルエンジンモデルなどが競合車です。
いずれも燃費性能の高い車で、プリウスを検討する場合に比較対象にあがりやすい車です。
燃費だけを見るとプリウスに分がありますが、シャトルは大容量の荷室や利便性、ノートはePOWERによるEVのような走行性能、マツダ3はエレガントな内外装と革新的なディーゼルエンジンと、それぞれにプリウスとは違う魅力があります。
それぞれの特徴を理解した上で、交渉や車選びを進めることが重要です。

経営法人が変わるディーラーでの対決も


ライバル車が心許ない、また特に競合らしい競合がない場合には、違う法人のディーラー同士で競わせるのもあり。

トヨタなら全店で同じ車種を取り扱っているので、トヨタ店とネッツ店での比較、またカローラ店とトヨペット店など、同じ車種を違うディーラーで競合比較するのです。

また他のメーカーであれば、東京と埼玉など、隣県のディーラーで競合させたりするのも1つの有効な手段。違う法人同士での競合も、戦略として覚えておくといいでしょう。

そして値引きをうまく引き出すには、とにかく難しいことは考えなくて大丈夫。以下のポイントを注意して交渉するようにしましょう。

自分から値引き金額を言わない

せっかく情報収集した値引き金額を、あっさり営業マンに言ってしまう人がいます。面倒な交渉をしたくないというお気持ちはわかるのですが、ちょっとそこは慎重に考えたいところです。

だいたいどんな車種でも、平均的な値引きの金額は、新車価格から10~15%前後と言われていて、300万円のクルマであれば、30万円から40万円が一般的な値引き額です。

そして、その希望した値引き額が「難しい金額」なら、一瞬で嫌悪感を持たれてしまいますし、その逆に「値引きできる金額」であれば、本来もっとあったはずの値引きが少なくなって、大損してしまうことにもなりかねません。

営業マンは値段交渉よりもしっかりとした商品説明をしたいので、面倒かもしれませんが、じっくりと商品説明を聞いてあげた後に値段交渉に入るようにしましょう。

同一クラスの車種と比較

例として、ホンダのフィットならトヨタでいえばヤリス。日産のセレナであればトヨタのノアやヴォクシーのように、必ずどのメーカーも同一クラスの車種が存在します。

「向こうのクルマもいいけど、こっちのクルマもいいね。自分はどっちでもいいんだけどなぁ…」

などということで、最後は

値引きで戦うしかなくなってしまう

ように仕向けていくのです。事実、営業マンはこうした話のやり取りのシミュレーションを勉強させられます。役者になって、うまくそこを突くようにすると、値引き額はグッとアップするのは間違いありません。

架空の人物の存在を匂わす

自分に決定権がないように演じるのも有効な手。

あと一歩の値引きを引き出すために、若い方や女性の方であれば親御さん、男性であれば奥様の存在を匂わせてみましょう。

「私はこの値段でもいいのですが、父(妻など)がもう少しなんとかならんかと言っています」

と、ヒトコト入れるだけで、最後のひと押しに役立ちますね。

下取りでチョロまかされるな

値引きをマックスまで引き上げることができたのなら、最後は下取り車両の値上げ交渉。

” 値引きと下取り合算でこれだけ… ”

の甘い言葉には騙されてはいけません。

  • 値引き額は値引き額として
  • 下取り額は下取り額として

きちんと算出してもらうことが大切です。

その上で提示された下取り額を、ディーラーだけでなく、他の買取店などと比較するようにしましょう。

せっかく頑張って値引き交渉しても、下取りをポイッとディーラーへ投げてしまうのはかなりの愚行です。

こんなデータがあります。

車種名 ディーラー価格 買取店価格

フィット

67万円 102万円

アルファード

245万円 290万円

プリウス

75万円 95万円

ハイエース

140万円 180万円

オデッセイ

70万円 82万円

ディーラーと買取店の査定額の差。

たいていの車種において、買取店の査定額が上回っているのがわかります。

それは、未だに減価償却方式で査定しているディーラーと、市場の需要によって査定額を決めている買取店の金額の違い。もちろん、稀にディーラーの方がいい値段をつけることもありますが、

事前に愛車の価格を調べておくと強い

ですよね。なので、まずはこちらで下取りするお車の価格を調べておくと良いでしょう。

引用:ズバット車買取

もちろん「納得しなければ売る必要はない」ので、事前準備のつもりで入力してみましょう。

お客様の愛車の概算価格は…
780,000~880,000

こうしてわかるとかなり便利ですよね? この価格を見てからディーラーに下取金額のアップを迫る。するとディーラーも頑張らざるを得ませんよね。

結果的にこうなると嬉しくないですか?

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プリウスの人気グレードは?

人気グレードはSツーリングセレクション。

プリウスのグレード構成は、下からE、S、A、Aプレミアムとなっており、E以外のグレードにはそれぞれ「ツーリングセレクション」というモデルが存在します。

ツーリングセレクションになると、専用アルミホイール、LEDフォグランプといったエクステリアの変更や、シートがファブリックから合成皮革になり、ヒーターも内蔵されるなど、インテリアや快適装備の充実が図られます。

価格差は17万円程なのでお得感があり、人気があります。
SとAの大きな違いは、ブラインドスポットモニター、インテリジェントクリアランスソナー、インテリジェントパーキングアシストといった運転支援機能の有無です。

より高い安全性能を求める方にはうれしい機能ですが、基本的な予防安全装置である「トヨタセーフティーセンス」は全グレード標準装備なので、27万円程の価格差を考えるとSに人気が集まるのも納得です。
リセールも高いので、迷った際にはSツーリングセレクションを選ぶことをおすすめします。

プリウスの人気の色ってどの色?

人気カラーはホワイトパールクリスタルシャイン。

プリウスのカラーラインナップは全9色と多彩ですが、やはり1番人気は安定の白です。
上品なホワイトパールはエコで清楚なイメージのプリウスにぴったり。

次点でアティチュードブラックマイカが人気となっています。プリウスは老若男女幅広い層から支持を得る、いわば「平均的」な車なので、車体カラーも無難な定番色が選ばれやすいのでしょう。
リセールも高いので、こだわりがない場合は白を買って間違いないでしょう。

ただ、同じ白でもスーパーホワイトIIはパールの入っていない無償色で、人気もやや落ちるので注意が必要です。こちらの白はどちらかというと法人などビジネスユースに需要のある色です。

現在の納期はどれくらい?


現在の納期は1~2ヶ月ほど。
注文書にサインして契約が完了してから手もとに届くまで、それくらいの期間をみておく必要があります。

下取り車があるようであれば、その間は気をつけて乗らないと、傷が増えたり走行距離が増えると減額されてしまうことになりますね。

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リセールはどれくらい期待ができる?


相場はその時々の状況によりけりなので、あくまで具体的な金額の明言は避けますが、プリウスは流通台数がとても多く、中古車市場は飽和状態です。上位グレードでもない限り5年乗って35~40%くらいの価値しかないと思われます。

もちろん、相場というものはその時々の状況によって変わります。また車の程度によっても変動するため確定するものではありませんが、人気のグレードや装備があればなおさら高値となり、購入しても間違いのない車であると言えるでしょう。

プリウスのカタログ燃費と実燃費の差

カタログ値はWLTCモードという最新の燃費算出方式で、27.2~32.1km/lとなっています。
グレードによって差があるのは、車両重量やタイヤサイズに違いがあるためでしょう。また4WDモデルではそれぞれ2km/l前後低下します。

そして気になるプリウスオーナーたちの実燃費はというと、2WDモデルで24~25km/lほどという結果です。
プリウスユーザーや現在プリウスを検討している方にとって、燃費は非常に重要なポイントだと思いますが、先代から5km/lほども燃費性能を高めてくるあたり、さすがはトヨタといったところでしょうか。

カタログ値には及ばないものの、それでも異次元の燃費性能であることは間違いありません。ロングドライブの多いユーザーにとっては心強い相棒となるでしょう。

プリウスの競合ライバル車種は

プリウスの値引き交渉における競合車種はこちら。参考にしてください。

ホンダ シャトルハイブリッド

日産 ノート

マツダ 3

マツダ3は、2003年に発売されたアクセラの後継モデルであり、4代目に当たります。

2019年からグローバルネームであるマツダ3を国内でも使うようになりました。2020年にはワールド・カー・デザイン・オブ・ザ・イヤーを受賞し、そのデザインは世界で高く評価され、走行性能や快適な居住性能を両立させた新世代車両構造技術、スカイアクティブ、ディーゼル、マイルドハイブリッドのラインナップで、とても多くの方に支持されている車種といえます。

マツダ3の値引き詳細はこちら

※文中の画像引用はトヨタWEBカタログから行いました