エルグランドの新車値引き額

エルグランドは日産が誇る高級ミニバンで、デビュー時のE50系が大ヒットしました。現行のモデルは3代目(E52系)となり“ダイナミック&ラグジュアリー”のコンセプトのもと大幅な改良が加えられました。日産最高級ミニバンプラットフォームの採用により、低重心とワイドプロモーションの両立とともに、エルグランド専用にチューニングされた吹け上がりのよいエンジンも魅力の一つです。

エルグランドの新車値引き額はズバリ?

エルグランドの値引き額は、ズバリ40~50万円を目標に。

上位グレードには人気装備のワンタッチオートスライドドアが両側に標準装備されますが、廉価グレードの250ハイウェイスターSは助手席側のみの装備となります。またツインサンルーフなどの高価なオプションは下位グレードには設定すらないので注意が必要です。車体本体の値引き相場としては35万円あたりが目標ラインで、総額値引きが50万台まで行けば合格ラインとなるでしょう。値引き額が渋い状態であれば、グレードを見直したりディーラーオプションからの値引きを迫りましょう。

エルグランドの競合車種といえば

なんといってもトヨタ・アルファードが最大のライバルです。ホンダなら「2500cc限定」ではありますがオデッセイや、三菱のデリカD5などがライバル。そしてエルグランドに関しては2020年のビッグマイナーチェンジでフロント周辺のデザインを変更し、よりラグジュアリー感を出しました。また、先進安全技術である“360°セーフティアシスト”も全車標準装備にするなど日産の意欲的な姿勢が見られます。しかし日産ファンが期待していたe-POWER化や、プロパイロットの採用はなく、なんとも中途半端な印象が拭えません。そのため他メーカーと競合させる場合は、装備やグレード選びに十分注意する必要があります。 ※競合車種の詳細は以下で追記しています。最後までご覧ください。

経営法人が変わるディーラーでの対決も

ライバル車が心許ない、また特に競合らしい競合がない場合には、違う法人のディーラー同士で競わせるのもあり。 トヨタなら全店で同じ車種を取り扱っているので、トヨタ店とネッツ店での比較、またカローラ店とトヨペット店など、同じ車種を違うディーラーで競合比較するのです。 また他のメーカーであれば、東京と埼玉など、隣県のディーラーで競合させたりするのも1つの有効な手段。違う法人同士での競合も、戦略として覚えておくといいでしょう。 【共通コンテンツ1】

エルグランドの人気グレードは?

グレード一覧は以下の通りです。大きく分けると3500ccと2500ccの2種類の排気量に2WDと4WDが設定されています。そのほかに特別仕様のVIP、AUTECH、LV、NISMOなどがあります。

人気は 250Highway STAR S

一番の売れ筋である人気のグレードは2500ccのハイウェイスターS。エルグランド32グレード中で一番低価格であるのにも関わらず、装備も最低限そろっています。ただ、注意点としてはワンタッチオートスライドドアが助手席側にしか付きません。家族構成によってはつけたい人もいるのではないでしょうか。メーカーオプションで143,000円の追加料金がかかりますが、快適性を考えれば付けたいところです。またディーラーオプションになりますが、ダイナミックパッケージ(172,962円)を装着することにより、フロントプロテクター、LEDバンパーイルミネーション、ルーフスポイラーがセットになり、より上位グレードに外観を寄せることができます。

そうすれば、安価なグレードとは言い難くなりますが結果的に不満なく使えるでしょう。

350Highway STAR Premium Urban CHROME

350Highway STAR Premium Urban CHROME(4WD)ボディー色:ピュアホワイトパール(3P)〈特別塗装色〉

350ハイウェイスターの最上位モデルで、Urban CHROME専用エンブレム、エアロパーツ 漆黒フロントグリルなど豪華に加飾されています。LEDヘッドライトはもちろんのこと本革シート、グラファイトフィニッシュ18インチアルミホイールなどが標準で装備されています。またメーカーオプションで、ツインサンルーフ(154,000円)インテリジェント アラウンドビューモニター(移動物 検知機能付)+ディスプレイ付自動防眩式ルームミラーなどがセットになったセットパッケージ(66,000円)が選択できます。

エルグランドの人気の色は?

そして人気のカラーはズバリ白と黒。白は特別塗装色のピュアホワイトパールで、黒はミッドナイトブラック。もし、色で悩んでおられるなら、この2種類にしておくと将来買い替えされるときに有利です。

左から ディープクリムゾン、ミッドナイトブラック、ピュアホワイトパール、ダークメタルグレー左からディープクリムゾン、ミッドナイトブラック、ピュアホワイトパール、ダークメタルグレー

控えめなエンジ色のディープクリムゾンは人気第3位、次にダークメタルグレーと続きます。上位3色が特別塗装色となりますが、奇をてらった色がないので好みのカラーを選ぶのがいいでしょう。この他にディープクリムゾンとミッドナイトブラック(ルーフのみ)のツートンカラーがありますが、殆ど赤にしか見えないのでこだわりがない限りは選ぶ必要はないでしょう。リセールを考えるとピュアホワイトパールが買取価格で有利になると言えます。

現在の納期はどれくらい?

現在の納期は2ヶ月ほど。 注文書にサインして契約が完了してから手もとに届くまで、それくらいの期間をみておく必要があります。 下取り車があるようであれば、その間は気をつけて乗らないと、傷が増えたり走行距離が増えると減額されてしまうことになりますね。 【共通コンテンツ2】

リセールはどれくらい期待ができる?

相場はその時々の状況によりけりなので、あくまで具体的な金額の明言は避けますが、ライバルであるアルファードほど人気がないためエルグランドでは、5年乗って40%~49%ぐらいの価値はあると思われます。 もちろん、相場というものはその時々の状況によって変わります。また車の程度によっても変動するため確定するものではありませんが、人気のグレードや装備があればなおさら高値となり、購入しても間違いのない車であると言えるでしょう。

エルグランドの燃費

カタログ上では、3500ccが平均実燃費6.5-7.5㎞/L、2500ccが平均実燃費8-9㎞-Lとなっていますが、これは高速走行などを入れての話。 実際のところ、街乗りでは3500ccが5-7km/L前後、2500ccが6-8km/L前後の燃費となるでしょう。 しかし、これは乗り方によってもかなり変わりますから、あくまで参考程度にしておくべきでしょう。

具体的なライバル車種は

上記でかんたんにしか説明できなかったライバル車を説明しておきます。気になる車種があれば、その先の値引き情報をご覧になりつつ、値引き額を比較してみましょう。

アルファード

アルファードはトヨタが誇るラージクラスのミニバン。内外装の高級感や車内空間の広さなど、現在日本で販売されるミニバンでは最上級車種として広く知られ、現在のモデルは2015年に30系として3代目となりました。若い世代から法人利用に至るまで、大変人気のモデル。過去「いつかはクラウン」なんていうキャッチフレーズもありましたが、今では「いつかはアルファード」に変わりつつある、トヨタの代表車種です。→アルファードの値引き詳細はこちら

オデッセイ

ホンダの業績を回復させる起爆剤となって大ヒットした初代オデッセイ。そこから数えて現在のモデルは5代目となります。 5代目は歴代より変わり、リアドアがスライドドアに。後席の乗降性がかなり良くなりました。 ライバルとの最大の違いはサードシートの収納方式。アルファードが跳ね上げ式のサードシートに対し、オデッセイは床下へ収納方式を採用。エルグランドも同じ床下収納方式であるものの、オデッセイは収納後にセカンドシートが後端まで下がって広々使えるシートを採用。使い勝手はライバルの中で1番と言っても過言ではありません。 →オデッセイの値引き詳細はこちら

デリカD5

2007年度の衝突安全性能試験での総合評価で、最高ランクの6スター(★★★★★★)を獲得したデリカD5。 発売当初は2400ccのエンジン1本でしたが、燃費性能向上のために2000ccエンジンの追加、さらに2012年には待望の2200ディーゼルターボが搭載され、往年のデリカファンを回帰させました。 デリカの5代目ということからネーミングされたD5。アウトドアにはデリカD5ですね。 →デリカD5の値引き詳細はこちら

※文中の画像引用は日産エルグランド公式サイトより行いました