ek クロスは三菱自動車が製造販売するSUVタイプの軽トールワゴンです。
ekワゴンをベースに、よりアウトドア向けのユーザーに向けたモデルで、「X」を模した大胆なフロントフェイスが特徴的です。これらのデザインは最近のデリカDシリーズなどに採用されている「ダイナミックシールド」と呼ばれるもので、意見は分かれますが好意的にとらえているユーザーが多いようです。
パワートレインは3気筒エンジン+モーターのハイブリッドとなり、この他にインタークーラーターボ搭載モデル(T)があります。
ek クロスの新車値引き額はズバリ?
ek クロスの値引きは25万円を目指しましょう。
車両本体の値引きは18万円が相場。オプション込みで総値引き額が20万円を超えてきたら合格ラインです。軽ハイトワゴンはライバルがとても多いので、各車見積もりを取り十分に準備しておく必要があります。
ある程度値引き交渉が進んだら、最後は経営の異なる三菱同士の競合で決着を。
地方では強気な姿勢も多く、思ったほど値引きできない事例も多いことから、他県などへ越境して臨むことも視野に入れてみましょう。
ek クロスの競合車種といえば
スズキ・ハスラー、スペーシアギア、ダイハツ・タフト、ウェイク、ホンダ・N-BOX、N-WGNなど、用途や目的によってさまざまな選択肢があるため混乱しないように注意しましょう。
※競合車種の詳細は以下で追記しています。最後までご覧ください。
経営法人が変わるディーラーでの対決も
ライバル車が心許ない、また特に競合らしい競合がない場合には、違う法人のディーラー同士で競わせるのもあり。
トヨタなら全店で同じ車種を取り扱っているので、トヨタ店とネッツ店での比較、またカローラ店とトヨペット店など、同じ車種を違うディーラーで競合比較するのです。
また他のメーカーであれば、東京と埼玉など、隣県のディーラーで競合させたりするのも1つの有効な手段。違う法人同士での競合も、戦略として覚えておくといいでしょう。
そして値引きをうまく引き出すには、とにかく難しいことは考えなくて大丈夫。以下のポイントを注意して交渉するようにしましょう。
自分から値引き金額を言わない
せっかく情報収集した値引き金額を、あっさり営業マンに言ってしまう人がいます。面倒な交渉をしたくないというお気持ちはわかるのですが、ちょっとそこは慎重に考えたいところです。
だいたいどんな車種でも、平均的な値引きの金額は、新車価格から10~15%前後と言われていて、300万円のクルマであれば、30万円から40万円が一般的な値引き額です。
そして、その希望した値引き額が「難しい金額」なら、一瞬で嫌悪感を持たれてしまいますし、その逆に「値引きできる金額」であれば、本来もっとあったはずの値引きが少なくなって、大損してしまうことにもなりかねません。
営業マンは値段交渉よりもしっかりとした商品説明をしたいので、面倒かもしれませんが、じっくりと商品説明を聞いてあげた後に値段交渉に入るようにしましょう。
同一クラスの車種と比較
例として、ホンダのフィットならトヨタでいえばヤリス。日産のセレナであればトヨタのノアやヴォクシーのように、必ずどのメーカーも同一クラスの車種が存在します。
「向こうのクルマもいいけど、こっちのクルマもいいね。自分はどっちでもいいんだけどなぁ…」
などということで、最後は
値引きで戦うしかなくなってしまう
ように仕向けていくのです。事実、営業マンはこうした話のやり取りのシミュレーションを勉強させられます。役者になって、うまくそこを突くようにすると、値引き額はグッとアップするのは間違いありません。
架空の人物の存在を匂わす
自分に決定権がないように演じるのも有効な手。
あと一歩の値引きを引き出すために、若い方や女性の方であれば親御さん、男性であれば奥様の存在を匂わせてみましょう。
「私はこの値段でもいいのですが、父(妻など)がもう少しなんとかならんかと言っています」
と、ヒトコト入れるだけで、最後のひと押しに役立ちますね。
下取りでチョロまかされるな
値引きをマックスまで引き上げることができたのなら、最後は下取り車両の値上げ交渉。
” 値引きと下取り合算でこれだけ… ”
の甘い言葉には騙されてはいけません。
- 値引き額は値引き額として
- 下取り額は下取り額として
きちんと算出してもらうことが大切です。
その上で提示された下取り額を、ディーラーだけでなく、他の買取店などと比較するようにしましょう。
せっかく頑張って値引き交渉しても、下取りをポイッとディーラーへ投げてしまうのはかなりの愚行です。
こんなデータがあります。
車種名 | ディーラー価格 | 買取店価格 |
---|---|---|
フィット |
67万円 | 102万円 |
アルファード |
245万円 | 290万円 |
プリウス |
75万円 | 95万円 |
ハイエース |
140万円 | 180万円 |
オデッセイ |
70万円 | 82万円 |
ディーラーと買取店の査定額の差。
たいていの車種において、買取店の査定額が上回っているのがわかります。
それは、未だに減価償却方式で査定しているディーラーと、市場の需要によって査定額を決めている買取店の金額の違い。もちろん、稀にディーラーの方がいい値段をつけることもありますが、
事前に愛車の価格を調べておくと強い
ですよね。なので、まずはこちらで下取りするお車の価格を調べておくと良いでしょう。
もちろん「納得しなければ売る必要はない」ので、事前準備のつもりで入力してみましょう。
お客様の愛車の概算価格は…
780,000~880,000
こうしてわかるとかなり便利ですよね? この価格を見てからディーラーに下取金額のアップを迫る。するとディーラーも頑張らざるを得ませんよね。
結果的にこうなると嬉しくないですか?
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ek クロスの人気グレードは?
ek クロスのグレード構成はベースの「M」に装備が充実した「G」ターボ搭載のモデル「T」の3種類のグレードとなり、それぞれに2WDと4WDから選択が可能。
また全グレードDOHC12バルブ3気筒エンジン+モーターのマイルドハイブリッドとなります。
G
お勧めはG
近年では必須といえるキーレスオペレーションシステムやエンジンスイッチなどの装備があり、さらにオプションでマイパイロット(MI-PILOT)の設定がある「G」がおすすめグレードといえるでしょう。
ek クロスの人気の色は?
ek クロスには選択出来るカラーが6色+ツートーン5パターンあります。
人気1位が定番の黒(ブラックマイカ)2位が同じく定番の白(ホワイトパール)3位は赤の(レッドメタリック)となっています。
クロスオーバーSUVでありながら赤系も似合うekクロスですが、多彩なカラーランナップのため色選びに迷う方も少なくないようです。
好きな色に乗るのが一番ですが、リセールを考えると上位3色を選ぶのが無難なようです。
現在の納期はどれくらい?
現在の納期は1~3ヶ月ほど。
注文書にサインして契約が完了してから手もとに届くまで、それくらいの期間をみておく必要があります。
下取り車があるようであれば、その間は気をつけて乗らないと、傷が増えたり走行距離が増えると減額されてしまうことになりますね。
2
リセールはどれくらい期待ができる?
相場はその時々の状況によりけりなので、あくまで具体的な金額の明言は避けますが、ekクロスは人気車種のため5年乗っても50%前後の価値はあると思われます。
もちろん、相場というものはその時々の状況によって変わります。また車の程度によっても変動するため確定するものではありませんが、人気のグレードや装備があればなおさら高値となり、購入しても間違いのない車であると言えるでしょう。
ek クロスの燃費
カタログに記載されているek クロスの燃費ですが、WLTCモード燃費(平均値)で2WD車は19.2km/ℓ、4WD車は16.8km/ℓとマイルドハイブリットの恩恵か優秀な数値を誇ります。
各種燃費検証サイトによれば実際には14.6~19.7km/ℓ程度ということなので、概ねカタログ値範囲内といえます。
ただ、運転の仕方や道路状況によっても変わりますので参考程度にしておくと良いでしょう。
具体的なライバル車種は
上記でかんたんにしか説明できなかったライバル車を説明しておきます。気になる車種があれば、その先の値引き情報をご覧になりつつ、値引き額を比較してみましょう。
スズキ ハスラー
ハスラーはSUVタイプの軽自動車。
「遊べる軽」をテーマに、アウトドアやレジャーに最適で、特にトランクは後部座席を倒せば、サーフボードなどの大きなものも入るように設計されています。
また、自分の使い方に合わせてオプションを付けることが出来ますので、あなただけのハスラーを作ることが出来ます。
運転席正面の大きな窓と、大きなかわいい目(ヘッドライト)が印象的で、車体の色も豊富に選べるところが魅力ですね。
スズキ スペーシアギア
→スペーシアギアの値引き詳細はこちら
ダイハツ タフト
タフトはオフローダーのタフさとハイト系のユーティリティをあわせ持った、ダイハツの新しい軽クロスオーバーです。
「遊びの世界を広げる軽クロスオーバー」
というコンセプトのもとに開発された車だけあって、随所に遊び心が感じられます。
例えば天井。前席の上部が開放感抜群のガラスルーフになっています。レジャーの道中青い空を見上げるもよし、満天の星空を車内から観測するもよし。そんな乗り手をワクワクさせてくれる装備が、なんと全グレードに標準装備となっています。
そしてもうひとつ特徴的なのが荷室。後席を倒すと荷室とフラットになる仕様で、正直リヤシートとしては快適とは言えない感じ。まさに「乗員<荷物」といった、貨物車さながらの潔さすら感じます。
もちろん新型車らしく、衝突被害軽減ブレーキやレーンキープコントロールなど先進安全装備も充実しているので、普段使いにも不足はありませんが「日常からレジャーまで」といったダイハツが掲げるテーマ以上に、レジャーに重きをおいた仕上がりに感じられます。
そんな個性が光るタフトは、レジャーを楽しむ層から熱い支持を受け、軽クロスオーバーの王者とも言えるスズキハスラーと互角の人気を誇る車になっています。
※文中の画像引用は三菱公式サイトより行いました