スープラはトヨタ自動車が製造販売するスポーツカーです。
先代のスープラは2002年の自動車排出ガス規制に対応できなかったため、惜しまれつつ生産終了となっていました。
しばらくトヨタのフラッグシップスポーツモデルが不在でしたが、BMWとの共同開発によって17年ぶりに復活を果たしました。
5代目となったスープラはGAZOO Racing(ガズーレーシング)が展開するスポーツモデル専用ブランド「GR」初の専売車種として再スタートしました。
プラットフォームや3.0L直6ターボエンジン、2.0L直4ターボエンジンはBMW Z4と共通。2シーターとなったことで先代よりボディーサイズは小さくなったものの運動性能の向上、エンジン出力の増加を実現したほか各種チューニングが行われました。
トヨタのフラッグシップスポーツカーとして再び降臨したスープラは熱狂的ファンも多く、今後も目が離せないでしょう。
スープラの新車値引き額はズバリ?
スープラは2019年の発表時から相当な衝撃があり、一部ファンが歓喜したほど人気車種です。
ディーラー側もお客は「スープラ1択」で来店することを承知しているので、かなり強気な姿勢で出迎えられてしまします。販売店によっては値引きゼロということも珍しくありません。
少しでも値引きを狙いたいなら「ほかの車種と迷っている」という曖昧な姿勢は貫くことをお勧めします。とは言っても極端な値引額を提示すると相手にされなくなるため注意が必要です。
本体価格だけの値引きは3万円が相場、オプションも含めると5~10万円は引き出したいところ。
もちろん経営違いのディーラーと競合させて、値引き額を上積みしましょう。
スープラの競合車種といえば
スープラのライバル車は、ホンダ・NSX、日産・GT-Rなどの競合車をぶつけて様子を見ましょう。これらの車種も検討していると話せばセールスマンも何らかのリアクションをしてくるでしょう。
※競合車種の詳細は以下で追記しています。最後までご覧ください。
経営法人が変わるディーラーでの対決も
ライバル車が心許ない、また特に競合らしい競合がない場合には、違う法人のディーラー同士で競わせるのもあり。
トヨタなら全店で同じ車種を取り扱っているので、トヨタ店とネッツ店での比較、またカローラ店とトヨペット店など、同じ車種を違うディーラーで競合比較するのです。
また他のメーカーであれば、東京と埼玉など、隣県のディーラーで競合させたりするのも1つの有効な手段。違う法人同士での競合も、戦略として覚えておくといいでしょう。
そして値引きをうまく引き出すには、とにかく難しいことは考えなくて大丈夫。以下のポイントを注意して交渉するようにしましょう。
自分から値引き金額を言わない
せっかく情報収集した値引き金額を、あっさり営業マンに言ってしまう人がいます。面倒な交渉をしたくないというお気持ちはわかるのですが、ちょっとそこは慎重に考えたいところです。
だいたいどんな車種でも、平均的な値引きの金額は、新車価格から10~15%前後と言われていて、300万円のクルマであれば、30万円から40万円が一般的な値引き額です。
そして、その希望した値引き額が「難しい金額」なら、一瞬で嫌悪感を持たれてしまいますし、その逆に「値引きできる金額」であれば、本来もっとあったはずの値引きが少なくなって、大損してしまうことにもなりかねません。
営業マンは値段交渉よりもしっかりとした商品説明をしたいので、面倒かもしれませんが、じっくりと商品説明を聞いてあげた後に値段交渉に入るようにしましょう。
同一クラスの車種と比較
例として、ホンダのフィットならトヨタでいえばヤリス。日産のセレナであればトヨタのノアやヴォクシーのように、必ずどのメーカーも同一クラスの車種が存在します。
「向こうのクルマもいいけど、こっちのクルマもいいね。自分はどっちでもいいんだけどなぁ…」
などということで、最後は
値引きで戦うしかなくなってしまう
ように仕向けていくのです。事実、営業マンはこうした話のやり取りのシミュレーションを勉強させられます。役者になって、うまくそこを突くようにすると、値引き額はグッとアップするのは間違いありません。
架空の人物の存在を匂わす
自分に決定権がないように演じるのも有効な手。
あと一歩の値引きを引き出すために、若い方や女性の方であれば親御さん、男性であれば奥様の存在を匂わせてみましょう。
「私はこの値段でもいいのですが、父(妻など)がもう少しなんとかならんかと言っています」
と、ヒトコト入れるだけで、最後のひと押しに役立ちますね。
下取りでチョロまかされるな
値引きをマックスまで引き上げることができたのなら、最後は下取り車両の値上げ交渉。
” 値引きと下取り合算でこれだけ… ”
の甘い言葉には騙されてはいけません。
- 値引き額は値引き額として
- 下取り額は下取り額として
きちんと算出してもらうことが大切です。
その上で提示された下取り額を、ディーラーだけでなく、他の買取店などと比較するようにしましょう。
せっかく頑張って値引き交渉しても、下取りをポイッとディーラーへ投げてしまうのはかなりの愚行です。
こんなデータがあります。
車種名 | ディーラー価格 | 買取店価格 |
---|---|---|
フィット |
67万円 | 102万円 |
アルファード |
245万円 | 290万円 |
プリウス |
75万円 | 95万円 |
ハイエース |
140万円 | 180万円 |
オデッセイ |
70万円 | 82万円 |
ディーラーと買取店の査定額の差。
たいていの車種において、買取店の査定額が上回っているのがわかります。
それは、未だに減価償却方式で査定しているディーラーと、市場の需要によって査定額を決めている買取店の金額の違い。もちろん、稀にディーラーの方がいい値段をつけることもありますが、
事前に愛車の価格を調べておくと強い
ですよね。なので、まずはこちらで下取りするお車の価格を調べておくと良いでしょう。
もちろん「納得しなければ売る必要はない」ので、事前準備のつもりで入力してみましょう。
お客様の愛車の概算価格は…
780,000~880,000
こうしてわかるとかなり便利ですよね? この価格を見てからディーラーに下取金額のアップを迫る。するとディーラーも頑張らざるを得ませんよね。
結果的にこうなると嬉しくないですか?
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スープラの人気グレードは?
スープラは「SZ」「SZ-R」「RZ」の3グレード展開で、SZ、SZ-Rに2L直列4気筒ターボエンジン、RZに3L直列6気筒ターボエンジンを搭載し、グレードによって走行性能やパワーも違います。
ベースグレードのSZは価格が安く、往年のスープラファンやドレスアップ、チューニングをしたいユーザー向けに。
SZ-Rは総合的にバランスが良く、加給圧を上げた2LターボはSZ(197馬力)に比べて最高出力258馬力とパワーアップが図られています。余分な装備がないこのグレードは峠を攻める「走り屋」向きといえるでしょう。
RZは最上位グレードにふさわしく、直列6気筒3Lターボの力強い加速力と滑らかな吹き上がりが魅力です。高剛性シャシー、大口径タイヤの恩恵でしっかり路面を捉えどのシーンでも安定した走りを堪能できます。
3グレードとも特色がはっきり分かれているので、使用目的にあったグレードを選ぶのがいいでしょう。
スープラの人気の色は?
スープラには選択出来るカラーが7色あります。
その中でも一番人気はホワイト(ホワイトメタリック)次いで黒(ブラックメタリック)シルバー(シルバーメタリック)と続きます。
また、RZのカタログカラーである赤(プロミネンスレッド)も派手さはありますがスポーツカーらしく人気があるようです。
しかし、リセールを考えるとやはり白を選んだ方が無難なようです。
現在の納期はどれくらい?
現在の納期は3~5ヶ月ほど。
スープラは受注生産のため納期が遅い傾向にあります。
注文書にサインして契約が完了してから手もとに届くまで、それくらいの期間をみておく必要があります。
下取り車があるようであれば、その間は気をつけて乗らないと、傷が増えたり走行距離が増えると減額されてしまうことになりますね。
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リセールはどれくらい期待ができる?
相場はその時々の状況によりけりなので、あくまで具体的な金額の明言は避けますが、スープラは希少性の高いスポーツモデルなので、買取価格はプレミアが付きかなり高い傾向にあるようです。
新型なので今後の動向に注視したいところですが、スープラは5年乗って60~65%前後の価値はあると思われます。
もちろん、相場というものはその時々の状況によって変わります。また車の程度によっても変動するため確定するものではありませんが、人気のグレードや装備があればなおさら高値となり、購入しても間違いのない車であると言えるでしょう。
スープラの燃費
カタログに記載されているスープラの燃費ですが、WLTCモードの平均値が2LターボのSZが12.7km/ℓ、3LターボのRZが12.2km/ℓとなっています。
各種燃費検証サイトによれば実際には10.0km/ℓ程度ということなので、カタログ値より若干低いというのが現状のようです。
ただ、運転の仕方や道路状況によっても変わりますので参考程度にしておくと良いでしょう。
具体的なライバル車種は
上記でかんたんにしか説明できなかったライバル車を説明しておきます。気になる車種があれば、その先の値引き情報をご覧になりつつ、値引き額を比較してみましょう。
ホンダ NSX
→NSXの値引き詳細はこちら
日産 GT-R
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→GT-Rの値引き詳細はこちら
※文中の画像引用はスープラWEBカタログより行いました