ヴォクシーの値引き目標額は?人気の色やグレードは?実燃費もご紹介

ヴォクシーはトヨタの7・8人乗りのミニバン。ライトエース・ノアの後継車で、2001年に姉妹車のノアと同時に販売されました。

現行モデルである3代目のR80G/W型は2014年から販売。「父になっても自分のスタイルで。カッコいいを諦めない。」というコンセプトの通り、その外装は2代目に比べ洗練されたデザインになっています。

インテリアデザインも同様ですが、良さはデザインだけではありません。低床フラットフロアの採用により広々とした室内、高い乗降性を実現しています。それでいて揺れが少なく、乗り心地は安定性があります。

親子でデートする感覚でちょっと良い所に行く時に乗りたい、スタイリッシュな車種になっています。

ヴォクシーの新車値引き額はどれくらい?

ヴォクシーの値引き額は約30万円を目標にしてみましょう。オプション値引きを含めば40~50万円ほどの値引きが見込めます。

現行モデルはデビュー7年目。初代・2代目が6、7年でフルモデルチェンジをしていることから、順当にいけば2021年にフルモデルチェンジしてもおかしくない状況の為、より多く値引きを狙えます。

また、ハイブリッド車であっても今やガソリン車同様の値引きが可能なので積極的に交渉しましょう。

ヴォクシーの競合車種といえば

最大のライバルとなるのは日産のセレナ。運転支援システムのプロパイロットが搭載されているのが特徴です。

また、ホンダのステップワゴンも競合になります。ヴォクシー同様に低床設計で、乗降性、走行の安定性に優れています。

経営法人が変わるディーラーでの対決も


ライバル車が心許ない、また特に競合らしい競合がない場合には、違う法人のディーラー同士で競わせるのもあり。

トヨタなら全店で同じ車種を取り扱っているので、トヨタ店とネッツ店での比較、またカローラ店とトヨペット店など、同じ車種を違うディーラーで競合比較するのです。

また他のメーカーであれば、東京と埼玉など、隣県のディーラーで競合させたりするのも1つの有効な手段。違う法人同士での競合も、戦略として覚えておくといいでしょう。

そして値引きをうまく引き出すには、とにかく難しいことは考えなくて大丈夫。以下のポイントを注意して交渉するようにしましょう。

自分から値引き金額を言わない

せっかく情報収集した値引き金額を、あっさり営業マンに言ってしまう人がいます。面倒な交渉をしたくないというお気持ちはわかるのですが、ちょっとそこは慎重に考えたいところです。

だいたいどんな車種でも、平均的な値引きの金額は、新車価格から10~15%前後と言われていて、300万円のクルマであれば、30万円から40万円が一般的な値引き額です。

そして、その希望した値引き額が「難しい金額」なら、一瞬で嫌悪感を持たれてしまいますし、その逆に「値引きできる金額」であれば、本来もっとあったはずの値引きが少なくなって、大損してしまうことにもなりかねません。

営業マンは値段交渉よりもしっかりとした商品説明をしたいので、面倒かもしれませんが、じっくりと商品説明を聞いてあげた後に値段交渉に入るようにしましょう。

同一クラスの車種と比較

例として、ホンダのフィットならトヨタでいえばヤリス。日産のセレナであればトヨタのノアやヴォクシーのように、必ずどのメーカーも同一クラスの車種が存在します。

「向こうのクルマもいいけど、こっちのクルマもいいね。自分はどっちでもいいんだけどなぁ…」

などということで、最後は

値引きで戦うしかなくなってしまう

ように仕向けていくのです。事実、営業マンはこうした話のやり取りのシミュレーションを勉強させられます。役者になって、うまくそこを突くようにすると、値引き額はグッとアップするのは間違いありません。

架空の人物の存在を匂わす

自分に決定権がないように演じるのも有効な手。

あと一歩の値引きを引き出すために、若い方や女性の方であれば親御さん、男性であれば奥様の存在を匂わせてみましょう。

「私はこの値段でもいいのですが、父(妻など)がもう少しなんとかならんかと言っています」

と、ヒトコト入れるだけで、最後のひと押しに役立ちますね。

下取りでチョロまかされるな

値引きをマックスまで引き上げることができたのなら、最後は下取り車両の値上げ交渉。

” 値引きと下取り合算でこれだけ… ”

の甘い言葉には騙されてはいけません。

  • 値引き額は値引き額として
  • 下取り額は下取り額として

きちんと算出してもらうことが大切です。

その上で提示された下取り額を、ディーラーだけでなく、他の買取店などと比較するようにしましょう。

せっかく頑張って値引き交渉しても、下取りをポイッとディーラーへ投げてしまうのはかなりの愚行です。

こんなデータがあります。

車種名 ディーラー価格 買取店価格

フィット

67万円 102万円

アルファード

245万円 290万円

プリウス

75万円 95万円

ハイエース

140万円 180万円

オデッセイ

70万円 82万円

ディーラーと買取店の査定額の差。

たいていの車種において、買取店の査定額が上回っているのがわかります。

それは、未だに減価償却方式で査定しているディーラーと、市場の需要によって査定額を決めている買取店の金額の違い。もちろん、稀にディーラーの方がいい値段をつけることもありますが、

事前に愛車の価格を調べておくと強い

ですよね。なので、まずはこちらで下取りするお車の価格を調べておくと良いでしょう。

引用:ズバット車買取

もちろん「納得しなければ売る必要はない」ので、事前準備のつもりで入力してみましょう。

お客様の愛車の概算価格は…
780,000~880,000

こうしてわかるとかなり便利ですよね? この価格を見てからディーラーに下取金額のアップを迫る。するとディーラーも頑張らざるを得ませんよね。

結果的にこうなると嬉しくないですか?

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ヴォクシーの人気グレードは?

高い人気を誇る、ZSグレードをベースとした特別仕様車のZS煌シリーズ。

2020年10月には新しくなった特別仕様車ZS煌Ⅲが発表されました。内装、外装各所に専用メッキやシルバー塗装を配することで一体感を持たせ、フロントロアグリルには黒艶塗装を施した、より煌の名に相応しい高級感のある車になっています。

インテリアに関しては、ZS煌Ⅱではファブリックだったシート表皮を、専用のパーフォレーション付ブランノーブ+合成表皮に変更。抜き穴があることで通気性が良く、吸音性もある為車内が静かに感じます。また、ZS煌Ⅱの時にはなかった、合成皮革巻きのドアトリムオーナメント、ナノイー、LEDルームランプが新たに特別装備で追加されました。

他の特別装備について、まず便利なのがワンタッチスイッチ付デュアルパワースライドドア。スマートキー携帯時、ワンタッチスイッチを押すだけで解錠とドアオープンが可能になっており、両側ともスムーズな乗降ができます。挟み込み防止機能も付いているので、特に子供と一緒の時も安心して乗ることができます。

またフロントドア、スライドドア、リヤクォーターガラスは紫外線を約99%カットします。さらにフロントドアは赤外線カットに加え撥水機能付き。他にもリヤオートエアコンや6スピーカーが装備されています。

より価格は上がりますが、燃費の良さにもこだわりたいという方はハイブリッド車のZS煌Ⅲもあります。リセールバリューの点から見ても、ZS煌シリーズはガソリン車、ハイブリッド車共にとても高いのでおすすめです。

ヴォクシーの人気の色ってどの色?

7色あるカラーのうち、一番人気は上品なホワイトパールクリスタルシャイン(070)。メーカーオプションですがやはり白は人気が高いです。

次いで人気なのがブラック(202)。こちらも定番ですが外装デザインを引き立ててくれる、「ヴォクシーといえば」というカラーです。

黒系ではイナズマパーキングブラックガラスフレーク(224)も人気です。ブラックといえど特徴的で多色性があり、ブラック、ゴールド、モスグリーンと色彩の変化を楽しめます。こちらはカタログだけでなくディーラーで実際の色味を確認したほうが良いでしょう。

定番色であるホワイトパールクリスタルシャインとブラックは、リセールバリューも高く、シルバーメタリック(1F7)やアバンギャルドブロンズメタリック(4V8)と比べ、多くて20万円ほど高く査定金額が付く為有利になります。

現在の納期はどれくらい?


現在の納期は1~2ヶ月ほど。

注文書にサインして契約が完了してから手もとに届くまで、それくらいの期間をみておく必要があります。

下取り車があるようであれば、その間は気をつけて乗らないと、傷が増えたり走行距離が増えると減額されてしまうことになりますね。

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リセールはどれくらい期待ができる?


相場はその時々の状況によりけりなので、あくまで具体的な金額の明言は避けますが、ヴォクシーは人気の車種ということもあって、5年乗っても56%以上の価値はあると思われます。

もちろん、相場というものはその時々の状況によって変わります。また車の程度によっても変動するため確定するものではありませんが、人気のグレードや装備があればなおさら高値となり、購入しても間違いのない車であると言えるでしょう。

ヴォクシーのカタログ燃費と実燃費の差

カタログによると、ガソリン車は13.2km/l、ハイブリッド車は19.0km/lとなっています。

ガソリン車の場合、街中などで8km/l前後、スムーズな一般道などで11km/l前後、高速道路で13km/l前後と見込まれ、平均実燃費は10、11km/lとなるでしょう。

ハイブリッド車であればそれぞれ4~7km/l程良くなります。

ヴォクシーの競合ライバル車種は

ヴォクシーの値引き交渉における競合車種はこちら。参考にしてください。

※文中の画像引用はトヨタWEBカタログから行いました